エイプリルフールなので「四月馬鹿」で折句していました。

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しずかだねガールあなたのつまさきのバグをただただ噛んであたしは

恣意的な願望ばかり連ね君は薔薇の莟を枯らせてしまう

しずけさに我慢できずに告げるどんな罰を受けてもかまわないのだ

しあわせを硝子のなかにつなぎとめバスの時間を（かみさま！）とめて

死を知りたがるきみの手をつかまえてバーバ・ヤガーをからかいにゆく

信仰は眼中になく罪を手にばらばらになってからが本番

心臓をがらくたみたいに潰しきみに挽歌をおくりたかった。と思う

失策をガロップでほら、続けよう。バイバイ、きみに勝ち目は無いよ

しらしらと街灯を数えつつつらいばかりの夜を駆け抜けようか

四季のない街区に暮らしつぎに死ぬ獏のことなど考えている

しかし形骸化した愛をつぶやいて場合によっては悲しむだろう

室内ががらんどうなんだ辻褄のバリエーションを数えきれずに

しろい朝にガトー・オ・ショコラつつきつつ罵倒語こんなにかがやく四月

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@ashco_62 さんに遊んでもらいました。

しろたえの画布と絵筆をつなぎとめバレリーナその描きかけの手よ（@ashco_62）

→　湿原へ画家のあなたについてゆく場違いももう関係なくて

→　沈むため画材は生まれ月のない場面でばかりかがやく決まり（@ashco_62）

→　新月を画架へとかかげ尽きることも万事ぼくらはかなしまないね